蟹捕り

去る6月3日月曜日、桜楓会恒例蟹捕りへ行って参りました。天気は、風が少しありましたが昨年程ではなく、またカンカン照りでもありませんでしたので、まずまずの蟹捕り日和でした。
午前10時に集合して、今回の参加者は9名、蟹を捕りに海へ出たのは7名で、皆さん捕る気満々で、当然一人の捕獲限度の4匹ずつ捕って帰るつもりで、勇んで潮が引いた砂浜を沖へ向かって歩いて行きました。と言うのも、昨年も一昨年も、面白いように蟹が捕れて、そういうものだと思っておりました、が、な、なんと今年は超不漁で、昨年も一昨年も、水深膝丈位の海底を沢山歩いていた蟹がちっともいません。
かなり歩き回って、やっと見つけて捕獲しても、サイズがぜんぜん小さく、捕獲可能な蟹のサイズは甲羅の幅が16.5cm以上と決まっておりますが、やっとのことで見つけた蟹でも大体13cm位のサイズのものしかおらず、「あっ、大きいな」と思うと必ずメスで、メスは捕獲禁止対象ですから捕れません。
そんな状況でしたので、今年の桜楓会の蟹捕りの成果は、蟹を捕りに海へ出た7人全体で、4匹程度と非常に低い結果となってしまいました。
ただ、大自然の中で、岸から遠く離れた遠浅の沖合で、2時間程ほど蟹を追い求めて歩き回る体験は、非日常的でなんとも幸せな時間でした。成果が低かったことは、自然が相手ですので、こういう年もあるでしょう。来年は、また豊漁を願って、是非参加したいと思います。
(記:村上丈二役員)