石川県金沢城下町

今月の小京都は、皆様もよくご存知の石川県金沢市、加賀藩の金沢城下町をお送りいたします。 金沢城はもとは一向一揆の拠点尾山御坊として作られ、それを織田信長が攻め落とし、金沢城を築いて家臣の佐久間盛政を入れました。その盛政が今度は豊臣秀吉に討たれ、秀吉はここを前田利家に与えました。利家は城を改修し、その名も尾山城と改称しました。
また日本三大名園の一つといわれる兼六園は五代藩主前田綱紀が作りました。そのような金沢は 2015 年の北陸新幹線の開通により以前にも増して観光スポットとして注目されるようになりました。
金沢城公園周辺にはミシュラン観光ガイドで3つ星に選ばれた兼六園や友禅会館、2001年に国の重要伝統的建造 物群保存地区に選定されたひがし茶屋街などがあり、美しい出格子の古い街並みが残っています。黄昏時になれ ば今でも軒灯がともる茶屋から三味線や太鼓の音が聞こえてくるそうです。また、少し足を伸ばして加賀まで行けば、 山中温泉や山代温泉、九谷焼美術館や、あの美食家北大路魯山人が滞在した魯山人寓居跡のいろは草庵など見 どころ満載です。さらにグルメな方に一押しはお寿司。なんと一人当たりの消費量が全国トップだそうです。他にも能 登牛、加能蟹の名で呼ばれるズワイガニ、鴨肉を使った治部煮、加賀麩、和菓子から金沢カレーまで数えるときりが ない美食の街でもあります。
美しい街並みと日本文化を堪能し、美味しいものを食べて温泉に浸かれば、至福のひとときとなること間違いないで しょう。 詳しくはこちらをご参照ください→金沢市公式観光情報のサイト http://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/