岡山県津山市

今月の小京都は岡山県津山市をご紹介いたします。岡山県北の中心都市である津山市は、越前松平家 10 万石の津山藩の城下町から発達した地域です。 古代律令時代より美作国の中心地で、山地の多い美作において平野の大きな津山盆地に位置することから出雲街道の宿駅なども置かれていました。戦国時代後半には織田信長の側近であった森蘭丸の弟の森忠政が 18 万 6500 石を拝領して入封し、城下町を築きました。森家断絶後は、徳川家康の実子である越前松平家の結城秀康が 10 万石で入封し、明治期まで 9 代続きました。
また津山の中心市街地は戦災を受けていないため、現在でも津山城跡の鶴山公園や大名庭園の衆楽園といった 城下町らしい名所・旧跡が点在し、歴史資産が多く残されています。さらに周辺には湯郷温泉・湯原温泉・奥津温泉 の 3つの名湯からなる西日本有数の温泉地である美作三湯があります。奥津温泉は藤原審爾の小説「秋津温泉」の モデルとなり、1962 年に長門裕之と岡田茉莉子主演で映画化され、ここでロケも行われました。
詳しくはこちらをご覧ください。→津山市公式観光情報のサイト http://www.tsuyamakan.jp/