金鶏

私が写真をはじめたのは、子供にクリスマスプレゼントに貰った小さい(Power Shot)カメラの使い方が分からず困っていた時、あるきっかけでケイコフォトショップ講座に途中から入れてもらってから12-3年になります。
初めは風景が主でしたが、美しい花や自然に生きる動物達の生活など、そんなある日、友達に鳥見に行かないかと誘われ、それから鳥見に行くのが楽しく、また鳥見の良い先輩、仲間に恵まれ動きのある鳥の写真の魅力、珍しい鳥を撮るのが楽しみに現在も出かけています。
新型コロナウイルスの影響で外出が出来ず退屈していた時、4月24日、庭先にどこかの飼い主から逃げて来たのでしょう。今まで見た事が無い綺麗な鳥(金鶏、オオゴンキンケイ)、こんな鳥も居るんだと興奮しながら写真を撮りました。
それから4〜5日してまたキンケイが庭にやって来ました。他の動物に襲われずとても元気で戻って来たので本当に嬉しかったです。それから毎日朝早く大きい声で鳴くので目がさめ外を見るのが楽しみの日々でした。毎日隣三軒歩き回り楽しませたくれましたが、一週間ほどしてどこか旅にでたようです。本当に綺麗な鳥で私達を恐れずに楽しませてくれたので寂しくなってしまいました。
金鶏は中國西南部からミャンマー北部にかけ分布、標高900〜1000mの山地に棲息し、住む環境として笹やシャクナゲの密生した藪のような場所を好んで住むそうです。日本では江戸時代から広く知られ多く飼われていたそうですが、現在は動物園などで見られ、とても寒さに強く飼いやすい鳥だそうです。
庭先に一年を通して35〜6種類の鳥がやって来ますが、その鳥を狙ってCooper's Hawk(クーパーハイタカ)ワシ・タカ類が忘れた頃にやって来ます。小鳥の声を聞きながら生活出来るバンクーバーですが、1日も早く前の生活に戻れ、皆様とお会い出来る日を楽しみにしています。