新幹線がない時代、列車と言う懐かしい言葉が私の時代でした。汽車に乗って走り出すと周り一面が田畑で、目に優しい風景が広がっていました。今でも日本の田舎に行き、故郷の歌を口ずさむと心地よい風が迎えてくれます。
古い町並みの理容店、酒店の大きな看板、お客を呼び込む市場、昔と変わらない活気あふれた声の三陸、秘湯の温泉風景を撮りました。
東北の田舎は早い時代の流れに戸惑いながらも、生き生きと自然の恵みを大切に素朴さをとどめていると感じました。荒波が作り出した奇岩の群れを見たり、山、海の味を楽しみ心地よい温泉に浸かり日本の良さをしみじみ思った次第です。
コロナウイルスが落ち着き普通の生活に戻る事を願い、また懐かしい風景を撮りに行きたいと夢見ております。
0コメント