明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業


今回の世界遺産は「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業」です。 この 7 月 5 日にドイツのボンで開催された第 39 回ユネス コ世界遺産委員会において「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業」がユネスコ世界遺産一覧 表へ記載決定いたしました。 日本は、幕末から明治期にかけて、西洋以外の地域に おいて初めて、かつ極めて短期間のうちに近代工業化を 果たし、飛躍的な発展を成し遂げました。 この「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石 炭産業」は岩手県から鹿児島県まで 8 県 11 市にわたっ て現存する 23 の歴史的な建造物や土木構造物、遺跡な どで、国家主導で発展させてきた当時の近代工業化の 過程を示すものとして、世界的観点から見て重要で普遍的価値を有していると評価され、登録されたものです。