リメンバランス・デー䛾追悼式典に参加

11月11日、例年と同じくスタンレイパーク内で執り行われたリメンバランス・デーの追悼式典に参加してきました。リメンバランス・デーは第1次世界大戦以降の戦争で亡くなった軍人や退役軍人を追悼する全カナダ規模の式典で、特に日系の戦没者を対象にした式典が、ここスタンレイパーク内にある日系カナダ人戦没者慰霊碑・慰霊塔の前で毎年行われています。 桜楓会からは総勢15名が参加し、荘厳な雰囲気の中で1時間余を共に過ごしました。例年はゴードン門田さんが司会を務められていました。しかしゴードンさんはお亡くなりになり、今年は隣組の理事長であるデイビッド岩浅さんが司会をされました。岩浅さんもご尊父が第2次世界大戦で、ご子息がアフガニスタンで従軍したという経歴をお持ちです。 式典は国歌斉唱グループのNAVコーラスによる「オー・カナダ」の斉唱、来賓の紹介に続いて、バンクーバー仏教会青木龍也師による鎮魂のお祈りが捧げられました。1918年11月11日午前11時に第1次世界大戦が終結したということを記念して、2分間の黙祷が行われました。その後、詩の朗読や各団体からの献花が厳かに行われ、式典は今年も無事に終了しました。 式典後は、これも恒例の行事ですが近くのローイングクラブでレセプションが行われ、ボランティアの方々が用意してくださった巻き寿司やケーキを楽しみながら、皆で歓談をして別れました。 例年は雨だったり、とても寒かったりするのですが、今年は穏やかな晴天に恵まれました。来年もまた、この記念すべきリメンバランス・デーに桜楓会の仲間と参加したいものです。

 (記:久保克己会長 )