健康講座「自分の健康を守るための正しい知識、生活および医療環境ー日本の常識はただしいか?」玉川英史先生2008.05.07 03:515月6日(火) 午前 11 時から日系文化センターで玉川英史博士による健康講座がひらかれました。先生は 慶応大学医学部、慶応病院などを経て、約3年前から UBC の招聘科学者として St. Paul's Hospital の心血 管肺研究所のゲスト研究員を務めておられ近く日本へ 帰られますが、その前に日米加の医療を見て気づかれ たことを中心にお話頂きました。 日本人は寿命世界一(女性、世界 No1、男性、No3) ですが、まだまだ改善すべきところもあります。 高血圧、高脂血、糖尿、肥満。現在、生活習慣病が様々 な形で話題になっています。食習慣、運動習慣、喫煙、飲酒、睡眠不足、疲れやストレス。食事や生活習慣の問題は良く知られていますが、あまり知られていないことですが、実は“大気環境”も大きく影響していま す。本来患者の健康を守るべき“医療環境”も時とし ては悪影響を及ぼしています。 血管も臓器です。動脈硬化などまさに習慣病です。万病に影響して居ますからもっともっと注目、注意したいものです。 がんも大分研究されてきました。日本人に多かった胃癌は減り代わりに肝癌大腸癌が増えています。この癌 の原因にも食習慣がかなり影響があり、男性の癌の 1/3、女性に至ってはその1/2が、食べ物に関係があると分かってきました。 1990 年頃、イギリスの医療制度に大問題が起き医療崩壊と騒がれました。医師不足、海外への転出、医学生の減少、手術待ち、入院待ち、救急待ち、医療保険の 破算等々、日本も医療崩壊間近か、とも言われます。 日本では医師の奮闘とサービスでなんとかまだ繋いで いますが、一旦崩壊すると、回復に10年15 年かかり ます。我々の老後の医療は日本では大丈夫なのでしょ うか。 医者を信用するな。まだまだ体や医学など、分からな いことだらけ。日ごろ勉強し、情報を集め、自分の判 断力を高める。有名な医者はアブナイ。等々面白い警 句もいただきました。桜楓会の皆様への提言:適度な運動と筋トレ、適正体重の維持、無煙、節酒(週、14 ユニットまで。)早寝、 良い空気。元気で健康を維持して下さい。 0コメント1000 / 1000投稿
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