2005年度の桜楓会総会
3月22日 (火) 11 時から日系文化センターで本年度の桜楓会総会が開かれました。
恒例の記念特別講演は、バンクーバー日本語学校、ラジオ日本講師、新納基人先生による、「バンクーバー今昔物語」でした。まず、氏が当地に来られたころ、日本的な のは全くない状況を回顧され、ついでカナダ西側が探検された時代に話は戻りました。当時はアメリカ大陸西側はヨーロッパにとっていかに遠い地域か、南西航路探検の一環でマゼラン海峡は発見されたが、良い北西航路は見つからなかった。1778年、キャップテン・クックがバンクーバー島ヌートカ(トフィーノの北)に至り毛皮入手の時代になった。1792年、キャップテン・バンクーバーが BC 沿岸を探検し、ポイント・グレーやバラード・インレットを命名、毛皮を求めてサイモン・フレイザーやハドソンベイ社が探検して入り込み 1834 年に日本人漂流者が最初に歴史にあらわれた、というところで今回の 講演は終わり、あとは次の機会にという事になった。我々の住むバンクーバーの歴史話を興味深く拝聴し、べつの機会にまたじっくり続きを聞きたいものだと思いました。
お弁当の昼食の後、橘田副会長の司会で総会の議事に入りました。まず、桑原会長が改めて会員の現況を紹介し
(現在、去年より8家族、10名増の 120 家族 187 名)、また当日出席された新会員、カーライル雅子さんを紹介しました。さらに、昨年一年の行事を振り返り報告しました。次いで土屋会計担当役員が昨年度の決算報告をし、了承されました。然し、今年は会費値上げ無しで頑張りましたが、通信費の高騰、圧迫により、来年 2006 年は$5の値上げで、$25/$20の会費にさせてもらいたいと提案し、了承されました。本年末までに役員会でさらに検討し、年末のニュースレターでご通知いたします。 先に郵送料節約のため、E-Mail の活用を考え、アンケー ト調査など行ないました。ご協力有難うございました。 然し調査の結果、E-Mail だけで結構ですという方が案外少なく、手間をかけて節約を図るには未だ時期尚早と判断されました。もう少し時間をかけて検討して行きたいと思います。
今回、桑原会長の任期が切れますが、再三の呼びかけにかわらず新会長の希望者がなく、再度桑原誠也さんに留任いただく事に決定いたしました。桑原会長はその他役員指名について、全員、昨年と同じ役員を指名し改めて紹介しました。新しい方を追加したいと思ったがお引き受けいただく方がなく、この二年間で役員の入れ換え、追加等を計って行きたいとの事でした。
その後、井上企画担当役員から、本年度の桜楓会行事予 定が詳細に報告されました。 (27名出席)
今後二年の役員:会長桑原誠也、副会長企画 B班長橘田宣夫、会計総務 E 班長土屋智暉、総務田代英子、企画 C 班長井上正康、企画九十九洋一、 企画歩こう会 F班長、山中康光、広報結城諒、 田中昭(医療関係、A班長)、 森寛(男子厨房、D 班長)、庵原和義(G 班長)

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