健康講座「カイロプラクティックの勧め」清水克己先生

12月8日 (木) 11 時から日系文化センター1階101号室で清水克己先生(Dr. Kevin Shimizu)を講師に迎え、健康講座「カイロプラクティックの勧め」が開かれました。  

背骨が歪むと周りの筋肉や骨に負担がかかり痛みの原 因になります。この歪みを矯正するのがカイロ療法で、神経系の機能を整えて自然治癒力を引き出し、健康を維持・向上させて日々の生活を楽しくさせる手法です。 

カイロは日本の整体に近いものですが、西欧では 100年の歴史を持ち、所定の大学教育と実習により正式に与えられる資格で、日本にはないものです。(日本は専門学校レベル。)  

加齢と共に、いろんな筋肉が衰えて来ます。硬くなり伸びなくなります。脚、腰の筋肉、甲の筋肉の衰えから来る偏平足、腹筋、背筋、全部の筋肉が連携しているから、一箇所の衰えが他方にひびきます。肩が前に出、猫背になり、ひざが緩んでモンキー歩きになる。この様な筋肉衰えを予防し、長持ちさせるには、どんな体操(ストレッチ)が良いか、詳しく話していただきました。水泳、自転車、ヨガのポーズ等は良い。膝が悪くなければ、歩くのも良い。

筋肉の衰えで骨が歪む、骨の歪みが色んな痛みを引き起こす。この様な連携と修正について、骨の模型を使ってお上手な日本語で、わかり易く解説して頂きました。

質疑応答では、お悩みの方々の質問が相継ぎました。先生は千葉県の市川市に生まれ、6才で来加。サンフラ ンシスコの大学でカイロを学び、ドクターデグリーを取得されました。アメリカで治療経験を積んだ後、2000年から当地でクリニックを開業されています。BCメディカルで、かなりの程度、保険も効きます。  (参加者21名)