春の園芸講座開催

パンデミックの中、4月27日に第3回となる、松尾健一役員による春の園芸講座がZOOMで行われました。
25名近い参加者があり、土の構造、肥料、連鎖障害等について、基礎的な話をしました。
土の構造:団粒と単粒 有機物が多く入ったフカフカした空気の一杯入った土  
     特にプランターではポット専用のミックスを使用する
肥料:窒素(N)は茎、葉、根を大きく育てる
   リン酸(P)花付き、実付きを良くする
   カリ(K)根の生育を促進し、植物全体を丈夫にする。
連作障害:同じ場所に同じ作物を栽培した場合
1)病原菌の増加 2)特定成分のアンバランス 
3)自家中毒等により、収穫が少なくなる障害を起こす
オーガニックセクションで販売されている、野菜や果物の味や甘さの違い等の質問があり、多くの方々が健康食品に興味を示されているのがわかりました。多量の化学肥料や農薬を与えることにより、土壌中の有機物を分解、発酵させる微生物を殺してしまい、土壌自体が持つ生命パワーを減少させてしまいます。有機肥料を施すことにより、良い土ができて、味のある作物を栽培することができますという、栽培している会員にとっては、うれしい講座でした。
講座中、活発な質問があり、それに講師の松尾役員が、分かり易く面白く、的確な答えをして、終始和気あいあいの雰囲気でした。次回は皆様と顔を合わせて、実演を兼ねた講座を期待しております。