2001年 桜楓会総会
3月22日(木)11時、日系文化センターで33名 の会員出席のもと、桜楓会総会が開かれました。 総会に先だって楠本総領事から「新世紀日本外交の課題 と展望」と題した講演をいただきました。 単に外交だけに限らず変革期の日本の経済や政治、日本 の古い歴史や誇るべき文化、日本人の物の考え方などを 論じられ、また日本語や英語力の問題などについても言 及されました。
日本は世界の情報は吸収するが発信する情報は少な い。もっと日本人はどう考えているかどんどん発信すべ きだと論じられ、また日本経済の低迷が続いているが、 日本は依然経済大国であり、もっと自信を持ってシステ ムの修正や再編に取り組めば、数年のスパンで必ず強い 経済力を回復するだろうとの力強いお話もありました。
今後、世界は北・中・南米、EU中東、日本・アジ ア・オセアニア・印度の三極化が進み、お互いが関連・ 影響し合うようになる。日本はアジアに、世界に貢献す る日本であらねばならない。そうしたイメージをどんど ん発信していかねばならないと強調されるなど、幅の広 い有益で格調高い講演でした。
そのあと、ご同行の富永領事(日系コミュニティ担 当)を交え、お弁当を食べながら活発な質疑応答とな り、シベリヤ抑留とエリツィンの謝罪、若者の無関心と それに対する歴史特に近代史教育の重要性、また在外投 票、領事館主催の映画会、JETプログラム等にも話題 が広がりました。楠本総領事、富永領事、お忙しい処本 当に有難うございました。
1時半から総会となり、橘田副会長の司会のもと、桑 原会長の挨拶と会の現状説明(2000年度で9家族1 4名退会、12家族21名入会。現在89家族142名 と発展した。) 2000年度の行事報告(ゴルフ大会、マージャン大会 を除いても11行事延354名の参加)がありました。 次いで、土屋総務・会計担当からの会計報告(2000年度 が前年比で実質%83の次期繰越増、2001年度も現会費制 でやれる見込み)があり、承認されました。
次に、橘田選挙管理委員長から新会長への立候補が無 いため委員会として、桑原現会長の再度の留任を推薦す る事が報告され満場一致で賛同さてました。
桑原会長(任期2年)は次の役員担当者を指名し賛同され、 各人受諾しました。
副会長:橘田宣夫 総務・会計:土屋智暉、田代英子 企画:橘田宣夫、井上正康、牧川徹 広報:結城諒、天野詩朗、古本隆美
班長: A班:田中昭 B班:橘田宣夫
C班:井上正康 D班:森寛 E班:土屋智暉| F班:山中康光 (従来のG班はF班に合併)

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