2000年度桜楓会総会
2000年度桜楓会総会の報告事項
去る3月23日(木) 11時より聖十字聖公会ホールで約40名の会員が出席して、今年度の桜楓会総会が行われました。総会記念講演として、着任6ヶ月を迎える楠本祐一バンクーバ ー日本国総領事より「日本の外交 四方山話」と題してお話 を伺いました。(要旨は別欄)
12時より1時間会お弁当を頂きながら、総領事に同行された磯村領事からは総領事館事務についての案内、在外選挙人登録手続に就いての説明、質疑応答がありました。
10名以上の会員がその場で登録を済ませました。それから、日頃抱いていた領事館窓口の不親切な対応や取り扱い時間の疑問など多くの質問が寄せられました。その後、橘田副会長の司会で議事が進行し、桑原会長の年次総括、土屋会計担当から99年度の行事・会計の報告があり、何れも全員一致で可決され、会費の据置も決まりました。 桑原会長より旧運営委員としてご苦労下さった上山広報委員、F班の宮沢班長に対して謝辞があり、次に以下の方々が2,000年度運営委員として会の運営に当たることが発表され、出席者全員の賛同を得て就任されました。
(敬称略)
会長:桑原 副会長:橋田 総務及び会計:土屋、
田代(夫人) 企画:橘田、牧川、井上
広報:結城、天野、古本
A班 - 班長:田中 B班 - 班長:橋田 C班 -班長:岸
D班 -班長:森 E班 - 班長:土屋
F班 -班長:山中 G班 -班長:青木
続いて、橘田企画委員より2,000年度行事予定(別欄参照)が発表され、出席者全員の賛同を得ましたが、希望、意見等をどしどし班長または役員に具申して欲しい旨、要請がありました。以上、全て滞り無く進行し2時30分閉会。
楠本総領事の講演要領
力説されたポイント:
(1)多極化・グローバリゼーションの進む国際間にあっ て、日本及び日本人は自己のアイデンテイテイを堂々と主張し、考え方を世界に発信する事が21世紀を生き残る道。
(2) 日本は何としても経済大国の地位を固持し、「富国有徳」であり世界から尊敬される国でなければならない。
(3)国の安全保障を真剣に考える。自分は自分でしか守 れない。等の3点で、その他、日本外交の当面する問題(i)中国、(ii)北朝鮮、(iii)ロシアとの重要な課題や、今日の日本とのカナダの関係、更に今後の一層密なる関係構築の抱負など、世界の中での日本の立場、本来のあるべき日本及び日本人像等、歴戦の外交官の目を通してのわかりやすく、含蓄ある1時間でした。

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