予てより懸案の潮干狩りがついに実現しました。31名の参加者達の想いが適えられてか、5月15日(土)は前日までの不安定の天候が嘘のような快晴の行楽日和となりました。 初日の行程はホーシュベイから午前10時半のフェリーでバァンクーバァー島のナナイモに渡り、 そこから約100Km北上して、元炭鉱の街として栄えたカンバーランドを訪ねました。100年前の 盛況を偲ぶ場を小さな博物館で見出だしましたが、当時我々の同胞が大変苦労された話しを係員 から聞かされ暫時旧壊の念に浸りました。 午後4時に潮干狩りをするファニベーに所在するペンション忘れな草に到着し、皆で早速今回の 旅のハイライトの一つである鍋料理の準備にとり語り、午後5時半から和気萬々の中に賞味出来 る状態になりました。蟹雑炊で満腹となった皆さんは、ペンションに泊まる 7名除いて、午後8時半にはペンションから30分程離れたクォリカンカッレジインに戻って宿泊されました。
5月16日(日)は早朝から一転曇天一時降雨という状態でどうなる事やらと心配しましたが、潮が 干いた午前10時半頃から薄日が捜れ始め、満を持していた皆様方は“忘れな草"が面している海岸 で勇んで貝掘りに従事した結果各人制限一杯とまで行かないまでも、まあまあの成果を挙げて正午 にはつつがなく潮干狩りを完了しました。 その後バスを取って1時間程海岸沿いに北上して、コートニー町の外れに最近オープンした クラウンアイルリゾート内のゴルフクラブで昼食を摂りました。一見したところ素晴らしいゴルフ コースで豪華な宴会場でゆったりした気分でランチを楽しみました。 帰途は順調で午後7時半にヴァンクヴァーに戻って解散しました。今回の旅行では 忘れな草の 吉川慶子さんをはじめ駐車場を提供して下さった安藤シャグ夫人、また蟹料理用の鍋他を 持参下さった方々、色々な方々のご協力を得て楽しい時を過ごせた事を参加者一同に代わって 厚く御礼申し上げます。(橘田宣夫)
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