■会長挨拶
2 年の任期を終えましたが、今年度再任の承認を頂いて、更に 2 年の続投をいたすことになりました。
この 2 年間は文字通り夢中で過ごしてきた感じがします。振り返れば足りないところだらけで反省しきりですが、それでも役員をはじめ、皆様のお力添えを頂きながら、どうにかやってくることができました。今後の 2 年間はこれまでの経験の上に立って、最善の努力をするつもりでおります。
桜楓会の趣旨は、この地において安全で快適で、かつ有意義なセカンドライフを送ることにあります。そのために、様々なセミナーや親睦のための会食、あるいは屋外でのイベントなどを計画し実施しています。バンクーバーは美しく安全な街という印象が強かったのですが、昨今の世界の情勢を見るとテロなどの危険な事件や地震・風水害などの自然災害と決して無縁ではないことを痛感します。懇親に加えて、そうした事への備えという点にも留意しながら、イベントを計画していきたいと考えています。
そのためにはこれまで以上に他の団体との情報交換や協働、総領事館との緊密な連携なども必要になってくるものと思います。活動の間口が広がり重層的になってくると、会の運営を実務的に担当する役員会の充実が求められます。役員になって会の運営に一肌脱ごうという有志の皆さんの参加を強く期待しています。また、役員会と皆さんの間の意思疎通をもっともっと図っていきたいと考えています。どんな些細なご意見でも結構です。私でも他の役員でも構いませんので、率直なご意見をお寄せ頂けたら幸いです。
新たなこの年を皆さんと共に歩んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(桜楓会会長 久保克己)
■藤野紘一役員の退任のご挨拶
月日の経つのは本当に早いもので、2006 年にバンクーバーに移住してもうすぐ 11 年で、桜楓会の役員を引き受けて約 10 年が経ちました。 私はカナダ゙に移住した年に桜楓会に入会させて戴き、翌年の春、桑原元会長から、会計の役を引き受けてほしいとの御依頼がありました。まだカナダに移住したばかり、桜楓会に入会したばかりの私に、そんな大役が果たせるか不安で躊躇していたのですが、最初は大変でも、桜楓会にもカナダの生活にも馴染める良い機会かもしれないと思い、思い切ってお引き受けしました。お陰様で、役員や会員の方々との交流も深まり、友人も増えました。数年前に、会計から総務の役に変わりましたが、相変わらず良い雰囲気の中で、役を務めさせて戴きました。特に、桜楓会の IT 化は少し進んだのではないかと思います。カナダの生活も 11 年を迎えた折、自分が役を下り、新しいメンバーに代われば、桜楓会にも自分の生活にも、新しい空気が取り入れられると考えた次第です。
役員を辞めても、私は桜楓会の会員です。これからも会員の方々と親睦を深めて、カナダでの生活を楽しみたいと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します。 (藤野 紘一)
■新年会
総会の後、午後2時30分より同じく亀井ロイヤルレストランで約100名の会員参加のもと、新年会が開催されました。冒頭、久保会長の挨拶と、昨年4月に新しく着任された岡井朝子総領事のご挨拶の後、新入会員が紹介されました。再度岡井総領事にお願いし、新年を祝い、日本酒の熱燗で乾杯しました。続いて亀井おせち膳が手早く配膳され会食に入りました。しばし楽しい会話と食事を楽しんだところで余興として、各地のカラオケ大会で最高の成績を残されている実力派の渡邉宣之さんのカラオケが始まりました。新潟ブルース、佐渡の恋歌、与作、ありがとう、の４曲を披露された後、全員で故郷を楽しく歌い終了しました。当レストランのカラオケ設備は渡邉さんご希望の曲が少なく、また持ち込みディスクの使用も出来なかったため、渡邉さんにとっては大変不本意だったと思いますが、それでもさすが渡邉さん、素晴らしい歌声で会場の皆さんを魅了してくださいました。渡邉さんありがとうございました。
最後に、酉年の方々に記念の鉢植えをお渡しした後、多くの方々からお年玉としてご寄付頂いた各種ギフトカード、お菓子、リンス、栄養ドリンク、その他記念品等の抽選に入り賑やかに閉会となりました。帰りには全員にグリコ食品、佐藤製薬製品をお土産としてお渡ししました。今年も多くの会員の方々が自発的にお手伝いくださいましたので、会をスムーズに進める事ができました。皆様本当にありがとうございました。（桜楓会役員 大西眞雄）
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