2023年度(令和5年度)桜楓会総会・新年会開催

桜楓会総会:
 1月12日(木曜日)正午から、3年ぶりに桜楓会総会が日系センターで開催されました。2020年初頭から蔓延しはじめたCovit-19による影響で、2021年度は、初めての試みとして3月2日にズームにより開催、また2022年度は、3月26日に日をずらして総会を開催してきました。今年はやっと平時に戻り、朝から生憎の雨にも拘わらず、54名の会員の皆様が参加されました。総会成立条件である会員総数165名の10%以上となりましたので、総会が成立し、下記のとおり議事が進行されました。
1、 久保会長の新年のご挨拶と総会開始宣言


2、 昨年度行われた桜楓会行事とその収支。

2022年度に開催できた行事は、朗読とバイオリンによるリサイタル、蟹獲り、ゴルフ大会、歩こう会、ブルーベリー摘み、秋の懇親会、2回の麻雀大会、リメンバランス・デー行事への参加と献花など10回ありましたが、コロナ禍の影響は続き、参加者数が少なく、企画行事経費は年間1,042ドルの赤字となりました。


3、 上記企画行事収支を含む桜楓会の総合収支。
年会費、名簿販売、寄付等の収入と経費減少により、今期への繰越金は、企画行事の赤字を埋め、一昨年度より1,475ドル増え7,544ドルとなりました。

4、 今年の行事予定。
今年も歩こう会、ゴルフ大会、ブルーベリー摘み、夏の懇親会、バス旅行、教養講座、等を予定しておりますが、麻雀大会は高齢化と参加者不足のため廃止となりました。また、コロナ、インフルエンザ、気候変動など災害が続いており、行事予定は変更される事がありますので、その場合は逐次、桜楓会ニュースにてお知らせします。
直近の行事予定は3月末〜4月初めに花見を兼ねた『歩こう会』をスタンレーパークで実施します。4月20日(木)には日系センターにて、丸尾豪司氏による『教養講座』(美術と音楽を読む 予備知識のすすめ)を実施します。
多くの会員の皆様の参加をお待ちしています。

5、 会長選挙。
2年毎に桜楓会会長の改選が行われ、今年がその年に当たりますが、今回も立候補者が出なかった為、久保現会長の留任が決定しました。
久保会長は、5回目9年目の会長職を務められます。

6、 新会長挨拶。
会長挨拶は当ニュースに掲載の新年の挨拶をご覧ください。

7、 今年の桜楓会役員
   会 長:久保克己
   副会長:松尾健一
   役 員:山内昌文、橋本典枝、キャッツ幸子、

       吉武真理、丸尾豪司、鹿内光代、

       渡嘉敷優子
なお14年間役員を務めた大西眞雄役員は今回で退任となりました。
 以上の内容が承認され2023年度の総会は終了いたしました。


桜楓会新年会:
 12時45分より総会に引き続き、2023年度の新年会が開催されました。

今年は十二支では卯の年、十干では10番目の癸(き)の年で、癸卯(きぼう)の年と言われ、それが『希望』に通ずる所から、明るい未来が期待される年と言われている中での新年会でした。冒頭の久保新会長の挨拶に引き続き、昨年秋に着任されたばかりの丸山浩平バンクーバー総領事のご挨拶をいただきました。

続いて、初めて桜楓会の新年会に出席された皆様の紹介がされた後、土屋智暉さんの音頭のもと、領事館より寄贈して頂いた群馬県産の清酒『龍神』で、新年を祝って全員で元気よく乾杯しました。次いで今回もリッチモンドのイズミヤさんのご提供による豪華な御節弁当での会食に移りました。バンクーバーの地酒、アーティザン・酒メーカーによる純米生酒も提供されました。
 

食事も終わりに近づいたところで、4年ぶりの彩月会と秋元麻依さんの三味線のコラボによる余興が始まりました。品よく華やかな日本舞踊は『梅にも春』『梅は咲いたか』『さのさ紅小町』『元禄花見踊り』と新春にふさわしいものばかりでしたが、次は打って変わって全員参加で『金毘羅船々』『北国の春』『365歩のマーチ』『青い山脈』と威勢のいい曲に合わせ、体操を兼ねた踊りで会場全体が盛り上がりました。

続いて秋元麻依さん指導のもと、今は古典芸能として各自治体で保存されてきたお座敷芸『トラ・トラ』が始まりました。最初の説明が徹底されていなかったので少し混乱し、時間がかかり申し訳なかったのですが、『グー・チョキ・パー』を意味する3つのキャラクター『和藤内(侍の槍)』と、『(その母)おばあさん(杖)』と、『トラ(四つんばい)』から一つ選んだ競技者が、衝立の両側から同時に前に出て、その格好から一瞬で勝ち負けが決まるお遊びです。同じキャラクターが出た場合は「あいこ」でやり直しです。各テーブルから2名ずつ代表が出て、2回のトーナメント形式で賑やかかつ少しモタモタしながらも優勝者が決まり、その方のテーブル全員に賞品が渡されました。いつの世もストレスが多い中、このような単純なお遊びが、大人の心を和ませたのではと感じました。


続いて珍問クイズAB選択勝ち抜きゲームをし、これも大いに盛り上がりました。


皆様にご協力いただきました50−50チケット販売の収益は380ドルでしたが、その半額を抽選の結果、幸運な3名の方に63ドルずつ配分されました。


最後に今年の干支、卯年生まれの8名の方に記念のお花が配られました。
橋本潤一さん、水本正雄さん、松野洋子さん、土屋良子さん、寺岡尚美さん、吉武真理さん、特に新年会当日1月12日生まれの小笠原和子さんには全員でハッピーバースデーを歌ってお祝いしました。
 

今年の新年会は盛りだくさんで、あっという間に時間が経ってしまいましたが、ほぼ定刻の午後3時過ぎには終了する事ができました。

彩月会の皆様、秋元麻依様、準備等で大活躍の役員の皆様、日系センターの皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。

写真&動画 https://photos.app.goo.gl/s7U8weTNJ2cj4Yrt9


(記:大西真雄、写真:ビクター山崎)