友人とフォルクスワーゲンのキャンパーでバンクーバーアイランドの太平洋西海岸を写生する旅をする事ができた。時期は5月末から6月初めで寒いかと予想していたが、幸い晴天温暖な日が続いた。結果的にはこの時が旅行者の混雑が無く、暑くなく空気が清々しい良い時期であることが分かった。
カナダ西端ウクレレットとトフィーノ間に続く岩の岸壁と長い遠浅の砂浜が交互に入り混じった太平洋岸国立公園地域には無数に絵の題材が転がっている。戦前は日系人漁師で栄えていたウクレレットの町は岩場が多く漁港に適していたのだろう。危険な半島突端にある灯台は荒れ易い海路の重要な役目を続けているのだ。絵を描いた現場はその灯台の傍でありその辺りの景色を代表している。
Amphitrite Lighthouse
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