10月24日(木)日系センターで宮地昭彦さんを講師に迎え、「自分でできる指圧・ストレッチ」が行われました。15人が参加し、参加された橋本潤一さんに感想をいただきました。
私は72歳でのリタイヤメントまでの人生後半にはアルバータ州に住んでいたのでロッキー山脈に寄り添った毎日を送りました。山登り、バックパックでの高山ハイキング、山奥の渓流での毛針釣り旅行そして家族との例年の夏のキャンピングなど自然と屋外のリクリエーション活動が心の拠り所でした。これらの趣味は正に人生のスローランディング(減速着陸)の始まりであった様です。60歳後半に若い友人にコーチして貰って発見した山のスポーツは、恐らくそれ以後の心身健康に自信を持てた要因となった様に思えます。85歳に差し掛かった今もヨガプログラムとか背に荷重を十分かけて坂道を歩く事、絵を描きに歩き回る事等を心掛けて、お陰様で今元気に生きているのでしょう。2013年春にバンクーバーに移動して、北米大陸西部海岸線の自然環境に魅了されて屋外での写生や水彩画修行に専念する活動を続行出来ているのは自分ながら驚きです。20年間ヨガを続けていると言っても恥ずかしながら近年は毎日継続する習慣は出来上がって居ないのです。従って、今回の宮地さんの指圧法による健康管理論と彼の医学知識の深さには敬服してしまいます。
自分でできる指圧法を指導して頂いた機会に自分達に役立つポイントを幾つか見つけましたが会員の皆さんにお伝え出来る部分はほんの一部です。我々80歳代の高齢者生徒一同は記憶力に欠け、実行力にも欠けるので宮地さんには将来続けて指導して頂く以外に無いでしょう。当記事は、私に必要な問題部分を紹介する程度です。又素人の私の図解ノートは不正確なのでご注意下さい。更に深く正確に知りたい方々は宮地さんに直接質問やご指導を求められる事をお勧め致します。
近年、私は過重を背負って坂道を歩く折(連日の食材、医療薬品その他の買い物時)に大腿上臀部筋あたりが酷く凝る感じがしていました。この問題に関しては「NHK今日の健康」でのヒントを頼りに私の日々のヨガのプログラムに加えてみたりしました。これは筋肉問題であったので今回の宮地さんのご指導のあった数々の運動が同じ様にカバーしていた様です。(腰のツボを含め、スケッチ参照下さい)従って自信を持って続けようと思います。毎日続ける事が必須であるとも学びました。
指圧に関しては、女性に多い足の冷え性が質問に出ました。内踝から骨(脛骨)に沿って上がったところが効くそうです。又、膝周辺には膝痛に良いツボ、踝の周辺には腎経のツボがあるそうです。私は、就寝中に頻尿(2〜3)であるので助言を求めた所、やはり膝の横のツボが効くと指導されました。(スケッチ参照下さい)
この他、百会(ひゃくえ)と呼ぶ頭の中心点には多数の経路が集まる場所があり、万能のツボと言う事でした。頭痛、肩凝り、目の疲れなどに効くツボだそうです。
顔のツボも沢山あり涙線の制御や眼、頭、耳などの問題改善に効果がある様です。(顔のツボはスケッチ参照)
以上、指圧と同時に併用することで、痛みの予防や改善につながる簡単なストレッチの仕方を紹介して頂きました。(スケッチ参照)
本で勉強が不得意な私には今回の講座は良好な入門編となりました。桜楓会の企画に感謝致します。
(記:橋本潤一さん 写真:ビクター山崎さん 鹿内光世)
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