健康講座「認知症を良く理解して楽しく暮らしましょう」終了報告

日本でもカナダでも話題となっている認知症は桜楓会会員には身近で関心を持たざるを得ないテーマと考えられます。5 月 6日開催の健康講座は、日加ヘルスケア協会との共催で同協会の会員 10 名を加え総員 40 名の参加者で、会場満員状態の盛況イベントとなりました。
田中朝絵医師は 50枚以上のパワーポイントスライドを使って、認知症の発生率・認知症の原因別種類・認知症の共通症状・加齢に因る物忘れとの違い・認知症を予防し進行を遅らせる方法と生活改善セミナーなど、詳しく且つ判り易く説明してくださいました。
次いで日加ヘルスケア協会の渡瀬容子理事が作成された自作自演のビデオ“認知症のお母さんと娘さんのやりとり”の上映から認知症家族の理解と支え方に関するワークショップが行われ、各グループの討議発表がありました。出席者参加型の面白いワークショップでした。田中医師も考えること、他人と話をし、討議することは脳の活性化に結び付き、 認知症の予防に効果があると説明していたものを実践されたのだと判りました。今回の健康講座は日加ヘルスケア協会と桜楓会の共催イベントなので、お互いの会の活動紹介があって、入会希望者はお互いにどうぞという会員プロモーションを兼ねた楽しいイベントとなりました。司会と桜楓会紹介説明は久保会長から、日加ヘルスケア協会の紹介は同協会理事の宮地さんが行いました。 (報告:桜楓会役員 アンディ九十九さん )