東洲斎写楽の「三世大谷鬼次の奴江戸兵衛」をご紹介します。
写楽の140数点の作品の中で、特に黒い雲母(キラ)を用いた背景に上半身のみを描いた大首絵28点が写楽を代表する作品として有名です。本図は、寛政6年(1794年)5月河原崎座で上演された演目「恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)」の中で三世大谷鬼次が演じた「奴江戸兵衛」を描いた作品です。(アダチ版画HPより抜粋)
東洲斎写楽(とうしゅうさい しゃらく 生没年不詳)とは、江戸時代中期の浮世絵師。約10か月の短い期間に役者絵その他の作品を版行したのち、忽然と画業を絶って姿を消した謎の絵師として知られています。その出自や経歴については様々な研究がなされてきましたが、現在では阿波徳島藩主蜂須賀家お抱えの能役者 斎藤十郎兵衛とする説が有力となっています。(ウィキペディアより抜粋)
1995年に写楽を主人公にした映画「写楽」が篠山正浩監督、主演真田広之で公開され、話題となりました。
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