3月

お雛様に雛あられを供えたあとで、レッドビーツの色合いが程よく指先の腹について落す気もなかったのですが、、、春の歓びを歌にのせて見ました。そして2首目は啓蟄(けいちつ)も過ぎたばかりですが、一度だけ鳴った春雷の合図を確かに捉えた気持ちと老いゆく現実を歌いました。


春野菜サラダ彩るレッドビーツ洗ふ指先紅色に染む 


遠雷を聞きつつ起こす春泥に去年の草根の重き手ごたへ