7月

枯山水のつもりで石を置いてみるにわか庭師の造る愉しさ  

                                                                              
オムツ替へ真つ最中の賢ちゃんは寝かされたまま祖父(じい)に手をふる


一首目はコロナのおかげで禍々しい日々が続いておりますが、私は浮石を使って庭づくりに挑戦いたしました。田舎の実家の鄙びた築山と枯山水を思い出して、枯山水の真似事をしてみましたが、あの岩豆の着生した岩に染み入るようなような侘じみたものには程遠いものでした。


二首目は子供の成長は早いもので、まだベイビイーだった孫がもう小学4年生です。自分もそれだけ年の功を重ねたということですが・・・。今月は二首とも凡庸な歌ですが生きたということの証になるようなものと思っております。