12月

庭先の葱を加へし納豆に師走の朝が動き出しゆく
誰しもがやることが多すぎて、師走の朝はなかなか埒が明かないようです、、、


ターキーでいい塩梅にミルポワとスープを啜るクリスマスのあと

ここで言うミルポワはフランス料理でよく使うひとつの方法で肉類、家禽類の灰汁とり用のじゃがいも、人参、セロリ、玉ねぎなどの台所で出た野菜の屑を無駄にせず、高温で長時間ローストするため皮も剥かずに大切りで料理の中に入れて、料理そのものの味をマイルドにして臭みなどをなくすというものです。

最後に、、、
この一年恵まれた時代に、コロナの禍々しさに捩られて今尚不穏な動きを見せておりますが、楽しみを取り上げられたような起き伏しでした。そんな中、四季折々に触れここに投稿できました事と今は惜しくも解散してありませんが、昭和の時代に結社されて410回を数え、かつては宮中の歌会始の儀にも選ばれた先輩たちや、恩師のご鞭撻には心より感謝しております。桜楓会の皆様方には拙作ながらにも短歌を通して心の触れ合いがあられましたならば私としても喜びとするところであります。ありがとうございました。

           八木原 昇


八木原さんの短歌を毎月楽しみにしていました。一年間ご投稿いただきありがとうございました。                  是非またのご投稿をお待ちしています。 

             (桜楓会役員一同)