ノースショアの夢織り人 – Dreamweaver Trail

前回に続き、ノースショアのWestern Redcedarの巨木を見て歩きます。
Mt. Frommeの南斜面、標高500メートル前後を横切っていくトレイルがあります。トレイルはグラウスマウンテンとの境になっているMosquito Creekを越え、さらにグラウスの東斜面を登っていきます。全行程ほとんど眺望はありませんが、住宅地から一歩入っただけで深山幽谷の境地を味わうことができます。Dreamweaver Trailと名付けられているこのトレイルは、現在はDistrict of North Vancouverが管理していますが、もとはボランティアにより2002年から数年がかりで造られたものです。
Dreamweaver Trailのグラウス側、標高700メートル前後のエリアは、old growthのWestern Redcedarの巨木が次々と現れる「巨木銀座」です。なぜこの場所だけ伐採を免れたのか理由は不明ですが、Mosquito Creekの微かな水音を聴きながら、巨木の間を縫うように歩いていくと、不思議の国に来たような感覚を覚えます。
なお、Dreamweaver Trailの一部は昨年8月に閉鎖されてしまい、Mt. Fromme側からグラウス側へ渡るのが難しくなりました。しかし「巨木銀座」へはグラウス側からアクセスすることはできます。
Dreamweaverと名づけられた経緯ははっきりしませんが、アメリカのアーティストGary Wrightが1975年に発表した同名の曲に由来するとも言われています。
Dreamweaver Trailの詳細は以下が参考になります。
https://bctreehunter.wordpress.com/2019/05/15/hiking-the-dreamweaver-trail/
Gary Wright “Dream Weaver” 公式ビデオ:https://www.youtube.com/watch?v=xZKuzwPOefs

Dreamweaver trail サイン

Red Cedarの大木 

Red Cedarの大木 

抱き合う木