BC Tree Hunters – Randy Stoltmannとその後継者たち

Randy Stoltmann (1962 -1994) は、その短い生涯の間に、登山家、バックカントリースキーヤー、トレイル建設者、ガイドブック著者、写真家、そしてold growthの森林保全活動の先駆者として、多くの功績を残しました。ノースショアで早くからアウトドアに親しみ、18歳の時に兄のGregとともにスタンレーパークのold growthの樹木を調査、リストを作成してParks Boardに提出しました。その後もバンクーバー島を含むBC各地のold growthの探索調査を続け、原生林と水源地を伐採から守るため精力的に活動しました。とりわけ、バンクーバー島西岸南部の現在Carmanah Walbran Provincial Parkとして知られている地域と、スコーミッシュ北部からペンバートンに至るElaho河流域の森林保護運動は重要で、後者はその後Stoltmann Wilderness Areaと命名されています。
1994年5月22日、BC北部のKitlopeでバックカントリースキーツアー中に、雪崩に巻き込まれて不慮の死を遂げました。享年31歳。
R. Stoltmann Biography:

 https://bivouac.com/UsrPg.asp?UsrId=269


スタンレーパークを端緒とするold growthのカタログ作成は彼の死後も継続され、現在はBC Big Trees Registryとして、UBC森林学部が管理しています。
https://bigtrees.forestry.ubc.ca/bc-bigtree-registry/
Stoltmannに触発され、old growthを探索調査する人々はツリーハンターと呼ばれています。2022年6月、二人のツリーハンターがLynn Valley奥地で樹齢1000年と推定されるWestern Redcedarの巨木を発見し、ニュースになりました。

https://www.nsnews.com/local-news/tree-hunters-find-enormous-western-red-cedar-in-north-vancouver-5517467


このツリーハンターの一人、Colin Sprattのインタビューは以下で見られます。

https://thetyee.ca/News/2022/07/13/Day-Life-Big-Tree-Hunter/

“Hiking Guide to the Big Trees of Southwestern British Columbia” (1987)

“Hiking the Ancient Forests in British Columbia and Washington” (1996)

“Written by the Wind” (1993)

Stoltmann Memorial Plate, Sigurd Creek Trail (Upper Squamish)