今回は趣向を変えて、山で出会った野生動物たちを見ていきます。同じ場所でも訪れる度に少しずつ様子が違うので、ハイキングは一期一会というのが持論ですが、さらに山で野生動物の姿を目にすると、ちょっと得したような気分になります。とはいえ、彼らは山の先住民、こちらはお邪魔している身ですので、お互いに安全な距離を保って写真を撮るだけにとどめます。幸い、クーガーやボブキャットなど、肉食の猛獣に遭遇したことはありません。
Chipmunk(シマリス)市街地に生息するリスよりもずっと小型で、縞模様の尻尾が特徴です。動きが素早く、あっという間に視界から消えてしまいます。
Snowshoe Hare 雪面を飛び回るため、後ろ足がスノーシューのように長くなっているので、この名で呼ばれます。
Hoary Marmot ネズミやリスと同じ齧歯類に属しますが、大型のネコくらいの体格です。笛 (whistle)の音に似た甲高く鋭い泣き声を発します。かつてLondon Mountain と呼ばれていたWhistlerにはマーモットが多く生息することから、現在の名に改称されたそうです。
Deer(シカ)道路を悠然と歩いていたり、藪の中でゴソゴソと音を立ててギョッとさせたり。
Black Bear BCで最も生息数の多いクマ。春先と秋には草の新芽を、夏にはベリー類を主に食べるベジタリアンです。トレイル上にはしばしばクマの置き土産があります。
Grouse (雷鳥) 鳥でありながら地上にいることが多く、主に歩行で移動します。
Chipmunk、St. Marks Summit、Cypress Provincial Park
Snowshoe Hare、Mt. Strachan、Cypress Provincial Park
Hoary Marmot、Cowboy Ridge、Whistler
Mule Deer、Mt. Fromme、North Vancouver
Whitetail Deer、Lower Seymour Conservation Reserve
Black Bear、Upper Village、Whistler
Black Bearの足跡、Callaghan Lake area, Whistler
Grouseの親子、Grouse Mountain
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